#7『この物語を、映画にする。本気で。』
—”地域IP”という視点から見える未来

『この町起こし物語を映画にするんだ!』
ちょこっと酒を引っ掛けて気持ちよくなったその時、少年のようなキラキラした眼差しで壮大な夢を語り出してしまう癖。これは今になっても継続中だ。周りからは『出来るわけがない』の嵐が飛び交って、笑われながらも、こちとら本気なのも間違いなくて。まっすぐ、やるんだって素直な言葉で出てくるんだから、どこかでその確信があるんだろうなーって。

ということで、今回の記事ではLIFE PROJECT HARUNOを「IP(知的財産)」という視点で捉え直し、その価値と、他地域へ展開した場合の可能性、さらには映画という手段によって、そのIPがどこまで飛躍するのかまでを、「もしかしたら…」という視点で考察してみよう。
1. IP(知的財産)とは?

IPとは「Intellectual Property(知的財産)」の略称で、ロゴやキャラクター、ストーリー、デザイン、活動ノウハウなど、有形・無形の“創られた価値”全般を指す。
例えばディズニー。
『ミッキーやアナ雪は、世界中の心に残る夢と感動のキャラクター。これは誰にも奪うことのできないディズニーの””知の宝”だ(IP[知的財産])』。
地域や団体が持つ「固有の文化・物語・風景・そこで誕生したプロジェクト」だって、編集と発信次第で強力なIP(知的財産)になり得るわけだが、その発想で取り組んでいる地域起こし団体は、どこを探しても自分 たち以外にはいないだろう。
いま、全国の過疎地域が注目すべきは、こうした「地域IPの開発と活用」なのではないだろうか?
2. LIFE PROJECT HARUNOが持つIPの構成要素
・仕掛けをコンテンツにする“地域編集”の力
空き倉庫の拠点化、古民家リノベーションプロジェクト、文化財団との協働プロジェクトも、全ては『まんま写真展』を起点として誕生し、今もなお進めているプロジェクトだ。
『何もない、どうしたらいいのかも、わからない」
そんな深刻な過疎化の進む春野町を舞台にして、クリエイティブの力で人を起こし、前例のない挑戦を仲間のみんなで仕掛けていく。ノンフィクション町起こし物語というコンテンツとしての成長を目指して。ここにいる人を主役として、さまざまな仕掛けをし、地域を再構築し、編集していくのだ。

・ストーリーを宿す“持続可能な設計”
僕たちがやるのは単発のイベントじゃなくて、地域と共に育ち続ける長期プロジェクトだ。現在、まんま写真展が行われていないのは『"春野町のありのままの今”に変化が起きているから』だ。「どうせ無理」→「もしかしたら」と起きてきた人たちと、ともに進めているプロジェクトが複数立ち上がり、そこでの仕掛けに注力しているのが現在。
次の”まんま写真展”はどうなるだろう?



