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#5『選ばれる理由を作る』
——スタバ、Apple、Disney、NIKE

ただの地域活動。それだけじゃきっとつまらないだろう。『別に過疎化が進んだって、自分には関係ないから知ったこっちゃない。興味なし』それが外から見ての本音だってこともわかってる。だからこそだ。これから僕たちは”地域起こし団体”というジャンルを飛び越えて、『仕掛け屋としてのブランド』を確立させて”選ばれる理由”を作らなきゃいけない。


仲間内で話す時や、zoomミーティングをする時、『どうするか?』ってハナシになると、どうしても『できること・やれること』の議論が中心になって、世界がどんどん狭くなっていく。現実的なことももちろん大事なんだけど、それって全然ワクワクしないし、面白くない。そんな時にハナシに出すのが、


スターバックス、アップル、ディズニー、NIKEのハナシ──


おいおい、世界のトップ企業の話じゃねぇかってね。わかる。正直、自分たちの活動とは関係ないって思うかもしれない。言ってるこっちがちょっと恥ずかしくなったりもするんだけど。


でも、ブレない信念がそこにあるのも事実だ。彼らが大きな存在になったのは、別にマーケティングの魔法じゃない。徹底的に、嘘のない姿勢で「届けたいもの」を形にしてきたからだ。だからこそ、人が集まり、残っていっただけ。


スタバが「居場所」をつくろうとしたように、

アップルが「信じる思想」を研ぎ澄ませたように、

ディズニーが「物語」に命を吹き込んだように、

NIKEが「Just do it.」と人類を鼓舞したように。



LIFE PROJECT HARUNOも、ただの“地方活性”じゃない。誰かの記憶に、深く残る“場”や“時間”を、クリエイティブの力で本気で設計してる。この信念は、これら大企業たちとまったく同じものだ。


ブランディングは「売る」ことじゃない。

「選ばれる理由をつくる」ことだ。


スタバ、アップル、ディズニー、NIKE。この4つのブランドは、何かを「売っている」ようで、実はもっと深いものを「届けている」。



1|スターバックス:


『コーヒーではなく、“時間と空間”を売っている』

スタバに行く理由は「コーヒーが飲みたいから」だけじゃない。仕事前に整える朝、友達と話す午後、一人で落ち着く夜。そこにあるのは、「居場所」としてのスタバ。「サードプレイス(第三の場所)」という概念自体がブランドになっている。


→ LIFE PROJECT HARUNOにとっての「第三の場所」は、都会でも田舎でもない、「心が解けて自然にコミュニケーションが取れる場所」。単なる観光でも移住でもない、“人生の余白”に入り込む場所を田舎町に仕掛けて、提示している。




2|アップル:


『テクノロジーではなく、“思想”を売っている』


iPhoneやMacを手にすることは、プロダクトの選択であると同時に、「価値観の表明」でもある。「Think Different.」というコピーがすべてを物語っている。常識に縛られず、自分の美学で生きる人たちの象徴がAppleだ。


→ LIFE PROJECT HARUNOもまた、「地域活性=移住支援・空き家活用」という“常識”に異を唱えて、クリエイティブの力で人を動かす“別解”を提示している。ただの便利さや合理性を訴えるのではなく、「自分の人生に、ちゃんと問いを持つ人」に響く存在を目指している。



3|ディズニー:


『キャラクターではなく、“夢と物語”を売っている』


ディズニーが強いのは、商品力ではなく「世界観の設計力」だ。細部にまで徹底されたストーリーテリング。訪れる人はみな「ただの客」ではなく、「物語の登場人物」になれる。


→ LIFE PROJECT HARUNOも、写真展や古民家プロジェクトといった一つ一つの企画に、明確な“物語”がある。観光地のように「見る」場所ではなく、物語に「参加する」場所として設計。関わった人の人生そのものが「続きの物語」になる仕掛けをしている。



4|ナイキ:


『スニーカーではなく、“意志”を売っている』


ナイキの「Just Do It.」は、ただのキャッチコピーじゃない。それは、“踏み出せない自分”の背中をそっと押す、行動のスイッチだ。ナイキを履くことは、「やるか、やらないか」という自分への問いと向き合うことでもある。


→ LIFE PROJECT HARUNOもまた、「移住してください」と説得しない。都会か田舎か、成功か失敗か。そんな二項対立では測れない、“もうひとつの答え”があることに気づく瞬間の仕掛けがあって、人の中で何かが少しだけ動き出す。LIFE PROJECT HARUNOが差し出しているのは、決断じゃない。心の奥にくすぶる火種に、そっと火を灯すこと。これこそが、LIFE PROJECT HARUNO版の「Just Do It.」だ。



結論:僕たちは、地図にない価値を届けている

地方創生、地域活性といった言葉が消費されていく中で、LIFE PROJECT HARUNOは「土地」でも「モノ」でもなく、「ここでしか得られない体験=記憶」をブランディングしている。


• スタバが「自分だけの時間」を提供するように。

• アップルが「生き方のスタイル」を体現するように。

• ディズニーが「世界観への没入体験」を演出するように。

• ナイキが「一歩踏み出す意志」を宿すように。


ってな感じで、僕は今日も目の前の仲間のみんなに問いかけ続ける。『LIFE PROJECT HARUNOもそういう存在で在りたい。選ばれる存在で在りたいんだ』ってね。



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