”競争”じゃない、『協創』
町起こし、地域活性化という言葉を聞いて
『自分には関係がない、行政がやってるんだからいいだろ。』
そんな他人事かのような言葉を聞いて悲しくなります。
町起こしって何をやるんだ?という質問がよくきますが
複雑なお話をしても途中から聞く気も無くなってしまうのは避けたいので
シンプルに伝えていきたいと思います。
『人がやってくる町にしなきゃいけない』です。
莫大なお金をかけてやるとか
会議室で小難しい資料を見てプロジェクトを進めるのではなく、
もっと住民一人一人が参加しやすい形で、
まるで学生の頃の文化祭のような参加するだけで楽しい
町起こしの形を作りましょう。
プロジェクトに参加してる人たちが楽しそうだったら
必ず人はやってきます。
僕は今、その土台作りをしているところです。
自己紹介のページでもあるように、
僕はアパレルデザイナーをやっていまして、
新規事業の立ち上げに携わった時に
『PR・マーケティング』を死ぬほど勉強し、カメラを持つことになります。
そこから色々あって春野町に帰ってくることになりました。
春野町に帰省した時、昔から仲良しな人たちや、
初めて話す人もいましたが、いろいろな人たちに話を聞いて回りました。
『春野町はどうなったらいいのか?』
実際に活動をしているある人は『こんな活動をしてるんだ!』と熱く語りかけ、
またある人からは『もっとこうしなきゃだめだ!』という想いがあったり、
またまたある人からは『息子や孫が元気の姿な姿が見れたらいいわい』だったり。
そんな感じでたくさんの聞き込み調査をしていくと
『2つのコト』が見えてきました。
『頑張っている人は”誰か?”じゃなく”みんな”であること。』
『出て行ってしまった人たちが帰ってくるきっかけがほしいということ』
農業や飲食店などそれぞれの職種で
それぞれが皆必死になってそれぞれで頑張っているわけで
誰が一番だとか、少し目立ったら悪い噂が広がっていく。
そんなことをしていても活性化の取り組みとして
皆で”何か”を取り組むなんてことはできません。
僕が思ったのは1つ。
みんなが一緒にできる”何か”が必要だ。
各々が”競争”するのではなく
”協創”していける
プロジェクトを誰かが起こさなきゃいけない。
カメラはそんな協創を作り出すきっかけになる。
僕はそう信じています。
現在頑張って活性化の取り組みをしてくれている
それぞれの業種の人たちを邪魔することなく、
僕たちも活性化の取り組みを推進したいから
いっしょにやりませんか?といった姿勢。
田舎町の住民の方達が見ているのは賢い資料や戦略なんかじゃありません。
『本気で取り組む気があるのか?』という確固たる覚悟です。
僕には十分すぎるくらいの”その覚悟”があります。
いままでの活性化の取り組みとはかなり違うやり方にはなると思いますが、
『クリエイティブで町を変えます。』
春野町のイメージをガラッと変えていきます。
行政でもなければ、民間事業者から生まれるモノでもない。
春野町民の皆様と町起こしを作り上げたい。
そんなプロジェクトがここに生まれました。
応援よろしくお願いいたします!